HORUSで収益力が上がる理由
工具観察は切削加工において最も重要な工程の一つです。切削加工を行なった刃先はその切削状況を顧みる有力な手がかりになります。被削材、切削条件、クランプ等の切削環境と刃先の調和を見極めるには「観る」ことが必要不可欠です。工具を観ることで切削加工の効率化が促進し収益力が向上します。
1工具の状態を 共有
加工前/後などの刃先状態を撮影し、
画像データを通して共有することができます
メリット
- 良/不良を客観的に判断できる
- 工具寿命判定の統一ができる
- 管理体制の充実化
新品のエンドミル外周刃
カメラとワークの位置を固定することで比較画像を撮ることができます
使用後のエンドミル外周刃
摩耗状態は2点間の距離測定で定量化が可能です
2回転×旋回 でくまなく観察
工具の回転とステージの旋回を組み合せた
任意のポジションで観ることできます
メリット
- 工具の理解度が向上する
- 社内教育・人材育成の促進
- スキルアップに繋がる
正面から観察
カメラステージとワークステージを0°の位置で撮像
側面から観察
ワークステージを90°旋回させた位置で撮像
3簡易 測定
直線距離、円、角度の測定を行うことで
刃先状態の定量化ができます
メリット
- 工具諸元のデータ化ができる
- 有益な工具情報を蓄積できる
- 属人化の解消
2直線角度で先端角度を測定
任意の4点をクリックして2つの直線を描き、そのなす角を測定
3点円で工具径を測定
任意の3点をクリックして円を描き、その直径もしくは半径を測定
4拡大
最大倍率200倍のCCDカメラで観ることで
刃先状態をより細部まで観ることができます
メリット
- 工具の情報量が増える
- 課題認識の共有化
- 加工改善の誘因につながる
摩耗したチップのすくい面
:170倍
肉眼では観にくい細部まで確認することができます
R0.25ボールエンドミル
:200倍
小径工具の状態を素早く、鮮明に観ることができます
5軽量 設計
持ち運びができるコンパクト設計のため
設置場所を選びません
メリット
- 設置場所を新設しなくてもよい
- 設備間の移動時間がゼロになる
- 動力源はPCのみでOK